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ラストチャンス!! ~熱い戦い76~

「力の差」

7月26日、前日のタイ戦での勝利に酔いしれてる暇はない。

2戦目は優勝候補パキスタン。

前回のアジアカップではぼろ負けしている相手なだけに、選手たちにも妙な苦手意識があるようで、どことなく緊張感がいつもと違う。

このパキスタンチーム、めっちゃ体格が良くて、そしていかにもパワーのチームといった風貌をしている。

さて、どこまで食らいついていけるだろうか・・・・。

選手たちは皆、「パキスタンの一発が怖い」と口を揃えて言っていたが、自分の見解は違った。

選手たちにミーティングで、「確かにパワーやスピードがあるかもしれないけど、一発狙いだったらそれほど楽なことはない。怖いのはそんな力のある選手たちがコツコツと当ててくること。どんな攻撃をしてきても一球一球集中してアウトをとっていこう。耐えてればチャンスはやってくる。」

前回の大会と違ってバットが金属バットから木製バットになり、つまってしまえばあまり飛ばない。

金属ならつまっても運べた打球が今回は運べない、そう思った。

先発は予定通りチンタカ。

このチンタカという投手、実はアミラよりも才能がある選手と俺は見ている。

長身から繰り出す直球はアミラ以上の球速で、アミラの得意とするスライダーのようなキレのあるスライダーを投げれる。

また、結構器用で、シュート、フォークボールと変化球が多彩だ。

ただし、コントロールと安定感がないことから、どうも信頼感を勝ち得ない。

しかし、いずれかはスリランカナショナルチームでエースになって欲しい人材。

なので、このパキスタン戦で経験を得て、自信をつけてくれればと思い送り出した。

試合開始。

初回、いきなり先制されてしまう。

エラーがきっかけだった。

セカンドのガンマンピラの動きがいつもと違う。

ガンマンだけじゃない、殆どの野手が自分の実力の半分も出せていなかった。

初回に一気に4点をエラーと適時打で献上。

チンタカのボールは決して悪くなかった。

そして何よりもパキスタンチームの攻撃のスタイルだった。

彼らは誰一人としてバットを長く持っていない。

皆一握りくらい短く持ち、ボールを捕らえることに徹していたのだ。

そして打つ打球は皆ライナーかゴロ。

打ち上げる打者なんて一人もいなかった。

そう、彼らは木製バットに上手く対応したのだ。

それに比べてスリランカチームはどうか??

パキスタンチームは明らかに速球派。

しかし、バットを短く持って、打席の後ろに立って対応しようと試合前に確認したにも関わらず、徹底していのはネランカとスプーンぐらいではないか。

逆に相手チームはそこを徹底している。

三振の山だった。

先制され、エラーが止まらず、失点は積み重なるばかり。

チンタカが気の毒なくらい、バックのサポートがなかったと思う。

そこで投手を4回からポーニに交代。

ポーニにとって初めての国際大会の舞台だ。

ポーニは自分が初めて見た時から目をつけていた選手。

ボールの出所が見づらく、球持ちもいい。

そして、変化球が多彩な軟投派。

急成長を遂げ、チームになくてはならない存在の一人になっていた。

パキスタンという強豪相手だったので相当緊張していたに違いない。

実際試合後、そう話してくれた。

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そのポーニが好投する。

7-0のビハインドでの登板だったが4回から6回までを0失点!!!

パキスタンチームに的を絞らせないナイスピッチング!!!!

この好投に応えたい。

しかし、打てない・・・・。

最後はポーニも7回に3点をとられ10-0。

打線も3安打と抑えられ、3塁を踏めずにコールド負け。

力の差は歴然だった。

パキスタンのように力のあるチームに勝つためには徹底した作戦がが必要だ。

それを選手たちも痛感してくれた試合だった。

続く

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