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帰国!!日本の空気はうまかった④

『グローブ職人』

4月11日土曜日、東京に着いてから2日目。

天気もよく、日中は半袖でもいける日本。

春の陽気とは思えないくらいの暑さだった。

さて、この日の午前中は楽しみにしていたことが。

それはヨシオの修行しているグローブ工場に行くこと。

ヨシオから色んな話は聞いていたけど、実際に見てみないと実感が湧かないところもあったし、何よりも、自分が大好きな野球の一番愛着を持って使っているグローブをどのように作っているか、この目で見て見たいという想いもあった。

そして、スリランカ野球の発展のために協力してくださっている工場の方々にもお礼を言いたかった。

ヨシオに連れられて電車で向かう。

電車に乗る前にヨシオからの提案、「ウルシもスイカ買えば?バスでも使えるし便利だよ」

「えっ??バスでも使えるの??」

日本はすごいね。

田舎者の俺にはスイカは本当に便利ですげーっと思った。

更に、スイカは財布の上からも反応するという事実・・・・

すごすぎる!!!

話は戻り工場へ向かう。

ヨシオからは工場のこと、職人の方々のことは聞いてたのである程度想像はしていた。

工場に向かうために小さな路地に入る。

近所の方に挨拶しながら進んでいくと、小さな一軒家の前でヨシオが止まる。

「ここだよ。さあ、中に入ろう」

玄関もそうだけど予想していた工場とは違う、普通の家のような感じ。

ガラガラガラガラ。

玄関を開ける。

中に入ると3人の職人の方々が、決して広くはない部屋でなにやら作業をしていた。

「親方、工場長、彼がスリランカで野球を教えている漆原です」

早速ヨシオが紹介をしてくれた。

「初めまして、漆原と申します」

最初は緊張気味に挨拶をしたことしか覚えてないけど・・・・

そう、その部屋に入った瞬間、俺は感動を覚えた。

職人の方々が一つ一つの作業を手で行い、そして、野球選手には欠かせないグローブを作っていること、グローブになる前の革、そしてその空間、何とも言えない雰囲気がたまらなく俺を感動させた。

こうやって、グローブができるのか!!!!

ヨシオの親方、そして工場長と色んな話をしていただいた。

グラウンドはどんな感じか、選手たちはどんな感じで、どのくらいのレベルか、スリランカで使ってるグローブはどんな感じなのか、他にも一杯。

写真を見ながら話をしたりもしたし、本当に話が尽きなかった。

年齢は近くはないが、野球の話だけでこんなに一杯話せるなんて、本当に幸せで、感謝せずにはいられなかった。

世代を超えた繋がり。

野球というものを通して、素晴らしい繋がりができている。

野球を愛してる人は永遠の野球小僧でいられる。なんて素敵なことか!!!!

野球やっていて、何度俺自身も救われたことか。

今日本でグローブ職人は減っている。

海外の工場による大量生産も理由の一つのようだ。

ヨシオが通うグローブ工場の親方も、弟子をとるつもりがなかったそうだ。

ヨシオも何度も何度も頭を下げて、やっと許可を得て、グローブ作りを教えてもらえるようになった。

それもスリランカの野球選手たちが大好きだから。

ありがとうございます。

グローブ職人が一人前になるまでに10年はかかるそうだ。

決して簡単ではない道のり。

でも最初の一歩を踏み出した瞬間、夢は近づいてる。

今回グローブ工場に行って、俺自身も沢山のことを学んで、そして沢山感謝せずにはいれなかった。

きっといつかスリランカに野球が根付く日が来る!!!!

そう思った。

続く

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