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2008年7月

もうすぐオリンピック

あとちょっとでオリンピックが開催される。

オリンピックは世界No.1を決める最高の舞台。

日本にいた時はオリンピックというとかなり興奮して見ていた記憶があるし、それに日本も盛り上がっていた記憶がある。

今年は生まれて初めて海外でオリンピックを見ることになるが、スリランカの様子はというと・・・・全然オリンピックに関して盛り上がってない。

誰が出るのかも殆どわからない。

スリランカからボクシングの選手が初めてオリンピックに参加するのは知っているが、知っているのはその選手一人だけで、他にどの種目で誰が出るのか全然わからないし、スリランカ人も殆どが知らないようだ。

陸上で何人か出場するのか、もしくは他の競技で、あるいはそのボクシングの選手だけなのか・・・・謎だ。

これだけ興味がないと、正直つまらないな~って思う。

でも出場選手が少ない国にとってオリンピックはそんなものだよなとも納得もできる。

例えば冬季オリンピックなら、南国の選手は殆ど参加しないし、国も取り上げないだろう。

そう考えると冬がある日本は恵まれてると思う。

だって冬季オリンピックも見てて面白いもん。

ところで、スリランカ人の運動能力について最近考える。

運動神経は悪くないと思うし、身体的に見れば野球をやるにはすごく適してると感じる。

現にクリケットは世界トップクラス。

手足が長い、これは殆どのスポーツで損にはならないだろう。

意外と器用に変化球も投げれるし。

一緒に野球をしていて沢山魅力的な部分がある。

しかし、根性がない、言い訳をする、持久力が無い、自分勝手・・・・

そういう面も併せ持っているので厄介だ。

特にスリランカ人は我慢ができないような気がする。

日本人は学校で必ず持久走をやらせるし、得意不得意はあれ必ず経験している。

スポーツを真剣にやっている人や、一流と呼ばれる選手達はほぼ全員が辛い練習に耐え、自分の限界に日々挑戦して更に上を目指しているだろう。

しかし、スリランカはそうじゃない。

子供達は少し走れば歩く。

すぐ水を飲みたがる(もちろん水分補給は大事だが)。

我慢ということをさせられる環境が少ない。

これは正直致命的な文化・習慣じゃないかな?

クリケットの試合は正直何もしない時間の方が長いから、きっとスリランカ人向けなのだろう。

もちろんスリランカの一流選手は相当なトレーニングを重ねてるとは思うが・・・

日本人だったら、辛いトレーニングに励む。

何も辛いことや耐えることだけがいいこととは言わないけど、それも絶対必要だと思う。

知らないけど、オリンピックに長距離専門のスリランカの選手は出場しないんじゃないのかな?

出てたとしても、その人は少数派のスリランカ人であることは間違いない。

とにかく今年のオリンピックは大して興奮して見れそうもない。

スリランカも衛星以外では放送しないっぽいし。

あ、元からうちにはテレビが無かった・・・・。

4年に一度のオリンピック・・・・次に見るのは三十路を迎えた時か。

しかも野球が無くなってるオリンピック。

これも残念だ。

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高校野球

日本も夏に突入。

スリランカは年中夏だけど、その中でもすごく暑かったり、あんまり暑くなかったりと、一応時期で分けることができるんだけど、でも日本のようにはっきりと季節に分けることができないし、やっぱり常夏の国です。

だからこの国にいると、日本の四季は日本特有の宝だと感じます。

夏といえば高校野球。

甲子園出場をかけて全力で戦う高校球児。

試合に勝っても、そして負けたとしても、全員が主役だと思います。

9年前、確かに自分も高校球児でした。

高校3年生の夏は特に忘れられない思い出です。

未だに最後の試合は夢で見ます。

夢の中では勝つんだよな・・・・

でも、きっとあの試合があったからこそ、今も野球を続けているのだと思います。

大事なことは今を一生懸命頑張ること!!

全国の高校球児、一球一球悔いの残らないように頑張れ!!!!

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コーチングキャンプ ~アヌラーダプラ~

11日12日と二日間、ゴールでのコーチングキャンプを終えたのも束の間、翌日には後藤さん、ネランカ、そして新たにナーランダのコーチのマリンドゥを加えて、朝7時にACバスに乗りアヌラーダプラに向かった。

アヌラーダプラまでのバスの道のりは6時間。

なかなかのハードスケジュール。

う~ん、スリランカらしい!!

アヌラーダプラに着き、早速2時前くらいから練習を開始。

最初の計画ではアヌラーダプラのセイント・ジョセフとポロンナルワのメディリギリヤの二校を指導する予定だったが、メディリギリヤが来れないと知らされる。

後藤さんは非常に残念がっていた。

もちろん俺も残念であったが、ながらくスリランカにいるせいか、この事態は予想済み。

だからショックも少なかった。

でも、メディリギリヤに提供するために持ってきた道具を見たらさすがに寂しくなってきた。

だって、道具がない、道具がないって言うから、メディリギリヤのチームのために、キャッチャー道具やグローブ、ボールを4人がかりで持ってきたのに、ドタキャンとは。

さすがにネランカもこれには呆れた様子。

メディリギリヤの責任者に電話し、抗議。

しかし、もちろんこれも効果なく・・・・

さてさて、練習はというと今まで軟式で練習してたセイント・ジョセフだが、次回の大会から硬式ボールの大会に参加する年齢なので硬式ボールで練習を行った。

思ったよりもすんなりと馴染んで練習をしていた。

それにしても俺が驚いたのは、彼らは確実に以前よりも上手くなっていたということである。

以前ブログでも書いたが佐伯隊員が任期満了までコーチをしていたが、現在はコーチがなく自分達で練習しているというセイント・ジョセフ。

しかしそれを感じさせないような上達振りだった。

何も言わなくても、佐伯隊員が教えていたアップをこなし、そして練習に励む姿を見ていたらすごく嬉しくなった!

この国の選手達は本当に素晴らしい!!

それは後藤さんも同じだっただろう。

ネランカやマリンドゥも「メヤラー、ゴダッークホンダイ!(彼はすごく良い!)」と彼らの野球をする姿に感心していた。

今回彼らに届けるものがあった。

それはてつさんから受け取ったキャッチャー道具と後藤さんが持ってきてくれたグローブ、そして自分からボールとバット。

特にこのチームのキャッチャー、マドゥシャンカにキャッチャー道具を渡すとすごく嬉しそうに、喜んでいた!!

P1010012P1010038 彼は本当に素晴らしい選手である。

練習も真面目だし、人を気遣うこともできる。

そして礼儀もしっかりとしている。

しかし、実を言うと、彼の家は決して裕福でない。

そして更には両親からの愛も十分に受けているとは言えない環境で生活している。

父親は彼に会いに来るのは年に1回か2回でほったらかし状態。

母親は外国に出稼ぎに行ったまま一向に帰ってくる気配がない。

しかし、彼がここまで育ってきたのは彼のおばあさんの大きな愛があったからである。

彼は決して裕福でない生活をしていても、それにめげずに逞しく成長してきた。

そんな中、佐伯隊員と野球に出会った。

彼のおばあさんは言う。

「この子は佐伯さんと出会って、そして野球と出会って今まで以上に生き生きするようになった。本当によかった」

マドゥシャンカは佐伯隊員の写真を大きなサイズに現像して家の壁に貼り、毎日拝んでいるそうだ。

そして、佐伯隊員からもらった服も、着ると佐伯隊員の匂いがなくなってしまうからといって着ずに大事にしまっているらしい。

マドゥシャンカにとって、佐伯隊員と野球に出会ったことは人生のものすごい大きいことなのだ。

マドゥシャンカだけでない、セイント・ジョセフの選手全員に言えることだ!

きっとセイント・ジョセフの野球は一生なくならないし、いつかものすごいチームになるだろう。

俺はそう思った。

2日間後藤さんが精一杯指導してくださったので子供たちも大変喜んでいた。

またマーリンドゥやネランカも全力でサポートしてくれた。

今回のコーチングキャンプは本当に素晴らしいものだった。

後藤さん、マーリンドゥ、ネランカ、本当にボホマ・ストゥーティ!!!

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コーチングキャンプ ~ゴール~

7月10日~16日まで日本から、アジア野球交流会の後藤さんがスリランカにやってきた。

後藤さんは今回で4回目のスリランカ。

しかし、一人で来るスリランカは初めてだそうだ。

なので、なるべくスリランカの生活の体験してもらい、そしてなるべく今までよりも低年齢の野球選手を見てもらおうと計画を立てた。

11日と12日はゴールでコーチングキャンプを行った。

ゴールへの移動はACバスで3時間半。

朝の6時半に出発し、10時過ぎくらいにはゴールに着き、休む間もなく学校へ向かい野球の練習を行った。

集まった子供達はU-16のリッチモンド、マヒンダ、シリダンマの3つの学校の生徒。

子供達も初めて会う後藤さんに興味津々、そして後藤さんの指導もしっかりと聞き実践していた。

初日は天気に恵まれたが、2日目は自分が雨男っぷりを発揮してしまい、雨に妨げられつつも、予定の通り練習を行い、子供達と汗を流した。

子供達も本当に嬉しそうに練習をしていたし、後藤さんにも沢山の指導をしていただき、本当に嬉しく思った。

休む間もなく、12日の午後コロンボへ移動。

その日はたまたま日本人会の盆踊りが行われていたので後藤さん、ネランカ、アミラを連れ会場へ。

ネランカやアミラは盆踊りが珍しいらしく楽しそうに踊っていた。

ネランカに関しては他にも目的もあったが、まぁ、それはよしとしよう笑

かなりのハードスケジュールな2日間だったが、いい思い出ができた。

そして、次の日の休む間もなく、6時半に家を出発し、アヌラーダプラに向かった。

続く・・・・

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憧れの選手

今日、野茂英雄投手が硬式ウェブサイトで引退を表明した。

野茂英雄投手は小学校の頃からの憧れの選手だった。

それだけにすごく寂しく思う。

野茂投手は村上氏に続く二人目のメジャーリーガー、そして実質日本人のメジャーリーガーのパイオニア。

日米通算201勝やメジャーリーグでの二度のノーヒット・ノーランは歴史に残る大偉業。

特にコロラド・ロッキーズ戦でのノーヒッター「デンバーの奇跡」は今でも胸に焼きついている。

自分が高校時代に投手に転向した時、サイドスローながら野茂投手のトルネード投法をイメージして投げていた。

そのおかげで球速も速くなったし、打者から見辛い投法を編み出すことができた。

昔から今までそしてこれからも野茂投手は憧れのヒーローである。

自分も野茂投手のように野球に人生をかける、そんな野球人になりたい!!!

野茂選手、お疲れ様でした。

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残り9ヶ月をきった!!

久しぶりにブログを書きます。

最近はというと思うように(今まで以上に)活動ができてない現実があります。

野球協会も足の引っ張り合いで、後任要請が出せない始末。

「日本人が絶対必要」と言ってるくせに、当のスリランカ人たちは派閥争い(しかもレベルが低い)でそれを考えてくれない。

でもこの国でみんながうまくやっていくというのは難しいんです。

日本とは全然違う。

もちろん日本にも派閥争いはあるかもしれないけど、例えば野球の危機だったら、仲が悪いなりに野球のことは考えると思うんです。

でもスリランカはそうじゃない。

まずは敵を倒すこと、蹴落とすことに全力を注いで、野球が廃れていることに見向きもしない。

日本からやってきた立場として中立の立場にいるので、彼らを一つにしようと試みたことが何度かありました。

しかし、

どんなに本気で訴えても響きません。

どんなに叱っても響きません。

この国に野球関係者のシニア達は殆どがそうなんです。

それに比べて子供達、選手達は本当に素晴らしい!!

何事も一生懸命で、野球が大好き。

その心のまま大きくなってくれれば・・・・

いや、実際純粋な心を持った20代の若者がいるんです。

彼らは初代隊員の方と二代目隊員の方に育てられた野球選手です。

彼らは本当に素晴らしい。

野球を愛してる、礼儀を知ってる、私利私欲で考えない、日本では当たり前のことがこの国では当たり前ではないけど、確かに彼らはそれができるんです。

そんな彼らが一刻も早くトップに立ってくれる日がやってきたらいいなと思います。

さて、任期は残り9ヶ月をきりました。

正直なところ協会の協力を得られないまま終わってしまいそうですが、たとえ普通の練習でも、選手達に何かが残せればいいなって思います。

うまくいかなくて当然の協力隊。

うまくいかないくても素晴らしい人やものに沢山出会ってます。

もちろん満足はしてはいないけど、それが協力隊。

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